ITベンダー向け実務支援サービス

ITベンダー向け実務支援サービスとは

SaaSやシステムを提供するITベンダー様にとって、導入時や運用の中で発生する紙書類対応やデータ移行業務は、本来の開発や顧客対応とは異なる実務負担になりがちです。過去データが紙のまま残っていたり、例外的な業務が発生したりと、システムだけでは吸収しきれない作業に悩まされるケースも少なくありません。

当社の「ITベンダー向け実務支援サービス」は、電子化(PDF化・データ入力)、書類まわりのBPO、データ整備・クレンジングといった実務領域を、必要な範囲で個別に支援するサービスです。ITベンダー様のサービス提供を裏側から支え、実装や顧客対応に集中できる体制づくりをサポートします。

スキャナー
電子化
(PDF化・データ入力)
書類を渡す従業員
BPO
(書類まわりの業務代行)
PCで入力 2台のPC
データ処理
(データ整備・クレンジング)
SERVICE 1

電子化(PDF化・データ入力)

― 紙などの非デジタル情報を、SaaSで使える形に整える ―

SaaSやシステム導入の現場では、過去の契約書や図面、紙資料など、非デジタルの情報が初期データとして大きな壁になることがあります。本サービスでは、こうした紙などの非デジタル情報をPDF化し、必要な項目をデータ入力・属性付与することで、SaaS仕様に合わせた形式で納品します。
まずは以下の 電子化フロー図 で、標準的な処理の流れをご覧ください。

書類の受領からPDF化、データ入力・属性付与までの標準的な電子化プロセス

電子化で対応する主な処理

当社では単なるスキャニングにとどまらず、システム側の要件を踏まえた処理を行います。これにより、SaaSの初期データ構築がスムーズになり、現場での二度手間や修正工数を削減できます。

提供内容

  • 書類のスキャニング(PDF化)
  • 必要項目のデータ入力・属性付与
  • SaaS仕様に合わせたデータ形式での納品

想定ユースケース

  • 電子契約書SaaS
     過去の紙契約書をPDF+属性データ化し、検索・管理可能な状態に
  • 図面SaaS
     紙図面・マイクロフィルムの電子化による初期データ構築
  • 文書管理・検索系SaaS
     紙資料の一括電子化と初期データ整備

初期データ構築をスムーズにするために

電子化処理を標準化し、SaaSで使えるデータ状態に整えることで、導入時の初期ハードルを下げます。
「過去データが紙だから使えない」といった課題を解消し、SaaSの本来価値(探索・分析・自動化)を活かせる土台の構築を支援します。

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SERVICE 2

BPO(書類まわりの業務代行)

― エンドユーザー様の書類業務を、運用ごと引き受ける ―

ITベンダー様が提供するSaaSやシステムの周辺では、エンドユーザー様側で発生する紙書類対応や例外業務が少なからず存在します。電子請求書や受発注システムなど、サービスの中に書類業務を含めている場合、取引先の増加やお客様からの要望拡大により、ベンダー様側で対応しきれなくなるケースも少なくありません。
当社のBPOサービスでは、こうしたエンドユーザー様の書類まわりの業務を、ITベンダー様のサービス範囲の一部として代行します。紙書類の受付から仕分け、電子化、データ作成までをまとめて引き受けることで、ベンダー様の運用負荷を抑えながら、エンドユーザー様への提供価値を維持・拡張することが可能です。
以下は、電子請求書SaaSにおける書類受付から電子化・データ化、SaaS連携までの標準的な運用イメージです。

電子請求書SaaSにおける書類受付〜電子化・データ化〜SaaS登録までの運用イメージ

※図では媒体での納品イメージとなっていますが、ITベンダー様のSaaSへ直接登録する運用にも対応可能です。

書類まわりの運用で対応する主な処理

当社では、エンドユーザー様から届く紙書類や例外業務を単発で処理するのではなく、ITベンダー様のサービス運用に組み込む形で対応します。これにより、ベンダー様が個別対応に追われることなく、SaaSの提供範囲を広げながら安定した運用体制を構築できます。

提供内容

  • エンドユーザー様から届く書類の受付(郵送・私書箱など)
  • 書類の仕分け・管理
  • PDF化・データ入力
  • SaaSへの登録用データ作成

想定ユースケース

  • 電子請求書SaaS
     紙で届く請求書の受付〜電子化〜データ化までをサービスの一部として代行
  • 文書管理・バックオフィス系SaaS
     紙で届く申請書や申込書、その他書類に付随する業務をまるごと運用

サービスの付加価値としてのBPO

書類まわりの業務支援をサービス範囲に組み込むことで、SaaS単体ではカバーしきれない領域まで対応できるようになります。既存サービスの運用負荷を軽減するだけでなく、BPOを付加することで新たな価値を提供し、競争力の向上にもつなげることが可能です。

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SERVICE 3

データ処理(データ整備・クレンジング)

― 移行後すぐ使えるデータに整える ―

システムやSaaSの導入時には、既存データの移行やマスタの再構築といった作業が発生します。しかし、元データの表記ゆれや欠損、形式のばらつきなどが原因で、「移行はできたが現場で使えない」といった問題が起きるケースも少なくありません。当社のデータ処理サービスでは、こうした導入前後のデータを業務視点で整理・整備し、SaaSや新システムで使える状態に整えます。

データ整備で対応する主な処理

当社では、データの状態を確認しながらルールを整理・定義し、その内容をプログラム処理として実装します。
ETLツールのようにあらかじめ決まったルールで自動処理するだけでなく、初期データ特有の揺れや例外を踏まえた整備を行うことで、移行後すぐに業務で使えるデータ環境を構築します。

提供内容

  • データ移行に伴うデータ整備・整形(クレンジング)
  • コード変換・ファイル形式変換
  • データ集計・レポート作成

想定ユースケース

  • システム/SaaS導入前のデータ品質改善
  • 既存システム → 新システムへの移行
  • 既存システム → 新SaaSへの移行
  • マスタデータの統合・再構築
  • SFAや顧客データを基盤とするSaaSの初期データ整備

初期データを整えることで

データ品質を事前に整えることで、「移行したけれど使えない」といった状況を防ぎ、SaaSや新システムの評価がデータ起因で下がるリスクを抑えます。ETLを使う前のデータ整備や、ETLでは対応しきれない初期データ処理にも対応可能です。ETLが処理できる状態に整える“前工程”を担います。

各サービスの紹介動画はこちら

電子化・BPO・データ処理それぞれのサービス内容については、当社コーポレートサイトにて紹介動画を公開しています。
※動画はエンドユーザー様向けの内容となりますが、 ITベンダー様にとっても実務イメージを把握する参考としてご活用いただけます。
[サービス紹介動画一覧を見る]

なんでもご相談ください

SaaS導入時の初期データ整備や、エンドユーザー様の書類対応、データ移行に関するお悩みなど、具体的な要件が固まっていない段階でも構いません。電子化・BPO・データ処理の中から、ITベンダー様の状況に合わせた支援方法をご提案します。

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