図面・技術文書マイクロフィルム
(フィッシュ、アパチュアカード、16mmロールフィルム)
の電子化

マイクロフィルム文書の検索を迅速化、業務効率が向上

導入前の課題 マイクロフィルムの検索に手間時間がかかる
導入の決め手 豊富な実績があり安心感があったこと
業務理解に基づいた適切な提案と電子化のノウハウがあること
導入効果 マイクロフィルムの図面や技術文書の検索が迅速かつ容易になり、業務効率向上した
再受注による流用設計が円滑に行えるようになった

ご導入内容とお客さまの状況

お客さま 機械製造業B社様
対象文書

マイクロフィッシュ、16mmロールフィルム(一般文書)
アパチュアカード(図面)

数 量 合計260万コマ
作業期間 のべ6年間程度

お客さまは全国に拠点を構え、大型機械の製造を手掛けています。当社は、お客さまの国内数か所の拠点において、紙文書やマイクロフィルムの電子化、マイクロフィルム撮影を20年以上にわたりご依頼いただいておりました。
その中で、マイクロフィルムの電子化を最も多く実施した、ある拠点での事例についてご紹介します。

 

 

導入前の課題

お客さまは、顧客からの製品の問い合わせ再受注の際に、過去に納品した製品の図面や技術文書を参照する必要がありました。これらの図面や文書の中には、マイクロフィッシュアパチュアカードなどのマイクロフィルムで管理されているものもあり、検索には手間時間がかかっていました。
マイクロフィルムの資料は、まず保管場所まで移動して対象のフィルムを探し出し、さらにマイクロフィルムリーダーで閲覧する必要がありました。この過程を頻繁に繰り返すことで、必要な情報を見つけるまでに多くの時間を要していました。
特に、再受注により流用設計を行う際には、自席のPC画面とマイクロフィルム資料を比較する作業が不便でした。
そこで、当社のマイクロフィルム電子化サービスを導入し、マイクロフィルム資料を電子化してPCでの利活用を目指すことにしました。

ねじ


導入の決め手

以下が決め手となりました。

  •  豊富な実績があり安心感があったこと
    当社は他の拠点で同様の業務を多数成功させてきた実績がありました。
    この豊富な実績が、大きな安心材料となり、サービス導入の決め手となりました。

  • 業務理解に基づいた適切な提案と電子化のノウハウがあること
    当社の営業担当者は、お客様の業務を理解することを重視し、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。
    これまでのお取引の中で、詳細なヒアリングを行い、お客さまの業務プロセスに関する理解を深める努力を続けてきました。
    その結果、適切な提案と電子化のノウハウを提供してきたことを、高く評価していただきました。

 

 

作業の概要

以下の要件で実施しました。

 作業場所  当社(東京都大田区)
 引き取りのタイミング

週に1回(当社社員による配送便

 納品の仕様
  • アパチュアカードに記載されている被写体の原寸サイズで切り出し
  • ファイル名:図面番号
     *お客さまご提供の図面番号表に基づいて入力
  •  図面番号などの属性情報を入力したExcelファイルを作成
納品方法 CD-ROMまたはDVD-R

*参考 他拠点での実施内容

  • 書類名を記載した仕分け紙ごとにファイル分割してフィルムの連番順にマルチファイル作成

  • ピッキング対応(PDF・原本)

  •  お客さまご提供の図面番号表からのファイル名入力

  •  お客さまご利用のクラウドストレージへのアップロード納品

 

 

導入効果

お客様にあげていただいた導入効果です。

  • マイクロフィルムで保管していた図面や技術文書の検索迅速かつ容易になり、業務効率向上した
     マイクロフィルムの電子化によって、過去の図面や文書の検索が非常に簡単になりました。従来は物理的な移動や専用端末を用いた閲覧に手間がかかっていましたが、電子化されたことで、PC画面上で迅速に必要な資料を検索・閲覧できるようになりました。
    その結果、業務の効率が大幅に向上しました。
  • 再受注による流用設計円滑に行えるようになった
    再受注に伴う流用設計の際、自席のPC上で過去の資料を参照できるようになったため、設計業務がスムーズに進むようになりました。
    現在の設計と過去の資料を容易に比較することができるようになり、設計の正確性が向上するとともに、作業時間の短縮も実現しました。
書類の保管状況を伺ってから、ご要望に沿ってお見積もりします。
サービスに関する質問などお気軽にお問い合わせください。
「どのように電子化を進めたらよいか」のご相談も承っております。

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