完成図書の電子化

書庫へ資料を取りに行く手間をなくして、問い合わせ対応商品開発スピード化

導入前の課題 完成図書を書庫へ探しに行く手間を減らしたい
書類の紛失リスクを抑えたい
導入の決め手 他社と比較して、品質価格バランスが優れていたこと
業務都合にあったタイミングで書類を預けられたこと
導入効果 書類を自席PCで見られるようになった
原本の紛失リスクを回避できる
テレワークがしやすい

ご導入内容とお客さまの状況

お客さま 機械製造業A社様
対象文書 製品の図面や仕様、検査や点検の履歴に関する書類(主にA4・A3サイズ)
数 量 約200,000ページ
作業期間 3か月

導入前の課題

お客さまは完成図書を自社で電子化し、原本は書庫に保管。電子化した完成図書を納品後の顧客からの問い合わせ対応や、新たな機械の開発のために閲覧しています。
ところが、お客さまが電子化した完成図書には、画像がつぶれて、必要な部分が判読できない事象が頻繁に発生していました。そのため、結局原本をみるために、書庫に探しに行かなくてはなりませんでした。そこで、書庫に探しに行く手間を省力化するため質の良いデータを作成することを目的にスキャニング代行会社に依頼することになりました。

また、原本として保管する完成図書の中には、外注先から入手した紙が原本になっている資料もありましたが、所在が分からなくなっていたものがありました。出し入れの際の紛失を抑制するために、電子データを活用して、原本の紛失リスクを抑えたいという狙いもありました。

工場の部品


導入の決め手

以下が決め手となりました。

  •  他社と比較して、品質と価格のバランスが優れていたこと
    他社と比較して、費用面で安く提供できる会社もありましたが、当社の高品質なデータを作成するための仕組みや体制について評価いただき、当社サービスの導入につながりました。
    当社の品質管理体制についてはこちらをご覧ください。

    ►ジェイ・アイ・エムが選ばれる理由——徹底した品質管理——

  • 業務都合にあったタイミングで書類を預けられたこと
    お客さまからヒアリングした利用状況から、完成図書は突発的に参照が必要になることが分かりました。対象を一度に全てお預かりしてしまうとお客様の業務に支障が生じるため、1週間の作業分ずつに分割して完成図書をお預かりし、翌々週にご返却するサイクルで作業を実施しました。
  • 既存の保管ルールに則したデータづくりができること
    電子化後のデータを、既存の電子データと同じように検索できるように、フォルダ階層やファイル名など、お客様に元々されていた電子化ルールを丁寧にヒアリングして仕様の組み立てを行いました。

 

 

作業の概要

以下の要件で実施しました。

 作業場所  当社(東京都大田区)
 引き取りのタイミング

週に1回(当社社員による配送便

 電子化の仕様
  • 原則として「図面」、「取扱説明」、「ソフトウェア仕様」など書類の種別ごとに1ファイルとする
    マルチページPDF
  • 解像度200dpi / 300dpi

  • カラー

 納品の仕様
  • 原則として「製造番号」単位のフォルダに、「書類の種別」単位のファイルを格納
  • フォルダ名には「製造番号」+「背ラベルのタイトル」を付与
納品方法 CD-R
図面と部品

導入効果

お客様にあげていただいた導入効果です。

  • 判読できない画像がなくなったため、原本を探しに行く手間がなくなりました。
  • 顧客からの問い合わせに対し、自席のPC画面上ですぐに確認できるため、迅速に対応できるようになりました。
  • 原本の取り出しが不要になり、紛失のリスクを回避できます。
  • 電子データになり離れた場所からも見られるようになったため、テレワークにも非常に役立っています。

 

書類の保管状況を伺ってから、ご要望に沿ってお見積もりします。
サービスに関する質問などお気軽にお問い合わせください。
「どのように電子化を進めたらよいか」のご相談も承っております。

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