執務室内に保管していた対象書類を95%削減
導入前の課題 | 人事書類が増えて、執務室内のスペースで保管しきれなくなった 入退社に伴う書類の整理を効率化したい |
---|---|
導入の決め手 | 電子化後の原本の仕分け対応ができること (執務室保管または倉庫移管) 品質管理とセキュリティの体制が整っていること |
導入効果 | 人事書類の保管スペースを導入前の5%に削減できた テレワークでも書類の確認ができ、入退社管理の書類の整理が しやすくなった |
お客さま | : | 大手食品メーカーA社様 |
対象文書 | : | 雇用契約書、誓約書、履歴書、雇用時健康診断書 他 |
数 量 | : | 約30,000枚 |
作業期間 | : | 3か月 |
お客さまは入社時に提出される人事書類(個人ファイル)の紙を、執務室内のキャビネットに保管していました。
年々量が増えていく書類が執務室内のキャビネットに入りきらなくなったため、倉庫への移管を検討していました。
人事書類の利用や倉庫移管においては、以下のような課題がありました。
<書類の利用における課題>
<倉庫移管にあたっての課題>
そこで、人事関係書類の電子化による省スペース化や効率化を検討していました。
対象書類は履歴書・雇用契約書・卒業証明書など、様々な種類のものが社員ごとに、まとめられて保管されていました。これらの書類には入社日または退社日からの保存期間が、定められていました。入退社時に応じた整理が効率的にできるよう、導入後の原本の保存形態について検討いただいた結果、電子化後の紙の取り扱いを「執務室で原本保管を継続するもの」と「倉庫保管を経て廃棄するもの」とで分けることになりました。
以下が決め手となりました。
電子化した書類を社員情報から検索できること
PDFデータのファイル名に、社員番号などを付与することで、社員情報からファイル名検索できる納品仕様としました。
またファイル名の一覧をお客さまが保有しているリストと照合することで、書類やデータの有無の確認も実施しました。
作業品質がよかったこと
当社の工程管理システムなどによる品質管理体制と金融庁のガイドラインに適合したセキュリティ体制を、高く評価していただきました。また、ISO認証を取得している当社の事業所内で全ての作業工程が完結することを、評価していただいたこともサービスの導入につながりました。
以下の要件で実施しました。
なお、お客さまの執務室のある事業所が関西圏で、当社の配送便の対応外となる地域だったため、運送会社の個人情報対応サービスによる書類の配送を実施しました。
作業場所 | 当社平和島センター(東京都大田区) |
書類の引き取り・返却 |
1回に集約 (お客さま執務室と、お客さまが委託している外部の倉庫の2か所へ返却) |
電子化の仕様 |
|
納品の仕様 |
|
納品方法 | DVD-R |
作業期間 | 3か月 |
お客さまにあげていただいた導入効果です