お客さま | : | 大手銀行A社様 |
対象文書 | : | 口座取引関連帳票 |
数 量 | : | 約7,000万コマ |
作業期間 | : | 長期にわたり段階的に実施(累計約4年半) |
お客さまは、顧客や役所からの問い合わせに対応するため、対象年代によっては、口座取引に関する帳票を記録したマイクロフィルムを参照していました。しかし、マイクロフィルムは経年劣化により、傷や破損が生じると記録が読めなくなるおそれがありました。重要な情報資産をいかに長期的に保存するかが課題となっていました。
加えて、これらのマイクロフィルムは、お客さまの社内規則により厳重な管理が求められており、取り扱いにも慎重さが求められていました。また、必要な情報を確認する際には、保管場所から対象のフィルムを取り出し、マイクロフィルムリーダーで閲覧した後、元の場所に戻す必要がありました。そのため、検索だけでなく、日々の運用にも手間がかかる点が課題でした。

こうした課題を受け、お客さまはマイクロフィルムの電子化を検討していました。一方で、対象となる資料は重要な情報資産であり、外部へ持ち出す場合には、授受時に数量確認を行う必要がありました。そのため、お客さまの建物内で作業を行うか、数量確認を行ったうえで外部へ持ち出すかなど、情報保全と実務負荷のバランスを踏まえた作業方法を検討する必要がありました。
また、保有するマイクロフィルムの数が非常に多かったことから、すべてを単純に電子化すると、予算が膨らむ懸念もありました。そこで、情報資産を保存するだけでなく、日々の検索業務にも活用できる運用方法をあわせて検討する必要がありました。
導入の決め手は以下によるものです。
当社は、豊富な文書管理ノウハウを活かし、お客さまのニーズに対応可能な柔軟なソリューションと、安心してご利用いただけるセキュリティ体制を整えております。詳細は、ぜひこちらをご覧ください。
以下の要件で実施しました。
あわせて、顧客番号、日付、マイクロフィルム番号などで検索できる自社開発の検索ツールもご提供しました。
*以下は、複数フェーズで進行したプロジェクトのうち、特定フェーズの作業概要です。
電子化仕様・納品方法などはフェーズにより異なります。
| 作業場所 | 当社平和島センター(東京都大田区) |
| 引き取りのタイミング | 週次 *搬出入の際に対象フィルムの一覧と照合し、数量を確認したうえで運搬 |
| 電子化の仕様 |
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| 納品の仕様 |
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| 納品方法 | HDD *安全性を高めるためにデータを暗号化して格納 |
| 電子化後の原本の取り扱い | 返却 |
| 作業中の原本の取り寄せ | 作業中にマイクロフィルムの閲覧が必要となった場合は、対象フィルムのPDFデータを優先的に作成し、セキュアな環境下で随時送信 |
お客様にあげていただいた導入効果です。